突然始まった伯父夫婦の介護日記 No3 【緊急ショートステイからの移動と契約】

久しぶりの伯父との対面と車移動

その時の様子や思ったことは
コラム記事 伯父の介護を通じて感じた事 【伯父を理解する】
をご覧ください。

移動するショートステイの施設に到着すると、
すでにケアマネージャーさんは到着していました。

介護の支援を開始するには事業者との契約からスタート

介護の支援を受け、様々な施設を利用する際に
絶対に必要なのが
「契約」です。

施設の支援内容の説明を受け、料金なども簡単に説明があったのち、
契約書への署名捺印となります。
本人の署名と、私が保証人となり署名捺印を行います。
様々な確認の書類も読んでおくようにと渡されました。

契約には、書類の読み合わせや重要な部分の説明などもあり
1時間ほどかかりました。

2,000年に介護保険制度は開始されていますが
それまでは自治体で判断して「措置」という形で
介護の支援などが決められていました。

介護保険制度が始まって、
支援される側が支援の内容を選べるようになったはずですが
自分でどのように何を選べば良いのかを決めるのは難しく
「ケアマネージャーさん」の力量によって
支援内容の提案や決定に差が出ているのも事実です。

介護を受ける上で、ケアマネージャーさん選びは
本当に重要
です。

お部屋に移動してセッティング

書類の手続きがすべて終了して
伯父の部屋に案内されました。
ベッドやタンス、テレビや洗面台などが整っており
持参した洋服や下着などを収納したり
歯ブラシや髭剃りなども置いて完了です。

部屋にはトイレやお風呂はついていないので
トイレの場所も伯父と確認します。

この時にすぐに言われたのが
「靴」
緊急ショートステイにはサンダル履きのままだったので
散歩や施設内を歩くときに必要な
運動靴をもってくるようにとのことでした。

安心するのもつかの間、次の施設探しの始まり

今回の伯父の居場所として契約したのは
ショートステイ専門の施設。
ケアマネージャーさんがいくつかの施設を探してくださり
このショートステイ専門の施設の空きが分かりました。

とりあえず1,2か月は空きがあるので
しばらくはこの施設にいられるとのことでしたが
年を越したら満室の日があるので
「それまでに次の施設を探して移動してください。」
と、契約の際に言われました。

「もう次を探さなくちゃいけないの?」
と驚き
伯母はまだ入院中なので自宅に帰るわけにはいかず
ケアマネージャーさんと相談しながら
次の施設探しが始まりました。

やらなくちゃならないことは山積み

伯父のとりあえずの居場所の確保はできましたが
この後もやるべきことは山積みです。

・伯父のお金の管理の方法の整え
・成年後見人をつけるべきかどうかの判断
・伯父の家の中の整え
・伯母の通院や病院との対応
・伯父の生活必需品の準備
などなど

そしてこの時には分かっていませんでしたが
・伯父の飲んでいる薬の調達
・今後の施設への書類のための健診
・伯父のインフルエンザの予防接種


次から次へのやるべきことは出てきます。

次回はグループホーム探しについて
お伝えしますね。