突然始まった伯父夫婦の介護日記 No2 【最初の情報収集】

介護は始まると待ったなしです。
とにかくやることが山積みです。

伯母の病院に行った次の日。
まずしたことは
「伯父の担当のケアマネージャーさんに電話をすること」
でした。

伯母は入院する前に受診したお医者さんに
「この状況はうちの病院では対応できないので
大きな病院に行ってもらいます。
このまま救急車で向かってください。」
と言われ、家にいる伯父のことを
ケアマネージャーさんに連絡していました。

この時は伯母が調子が悪いので病院に行きたいと、
伯父の友達に来てもらって
二人で留守番をしていたそうです。

大きな病院に行くことになり
自分も体調が悪いのに
必死でケアマネージャーさんに電話をしたのだ
と後で知り泣けてきました。

ケアマネージャーさんは緊急ショートステイの場所を確保してくださり
伯父の友達が車でそのショートステイまで送ってくれたそうです。


伯母の状況も含め、今後のことなどを
ケアマネージャーさんと話さなくてはなりません。
この日は月曜日で、すでに私は仕事が入っていました。
長男を特別支援学校まで付き添って行って、
その後、仕事場に着いてから、事情を話して
ケアマネージャーさんに電話をかけました。

初めましてで、今後どうすれば良いのか聞きました。
すると
「現在の緊急ショートステイは5日間しか利用できません。
こちらでこの後に入れる施設を探しました。
移動や着替えなどの持ち物の準備は
すべて親族の方が行わなければいけないのでお願いします。」
と言われました。

もう、びっくりです。

久しぶりに会う伯父を一人で迎えに行って車に乗せて、
コミュニケーションをとりながら移動して
ショートステイ先まで運転していくのは自信がありませんでした。


妹に今回の事情を説明すると
「もちろん私も手伝うよ。仕事が休めるか確認するね。」
と言ってすぐに休みをとってくれました。
本当にありがたく、ホッとしました。

伯父が次に行く場所はショートステイで入れる有料老人ホームです。
洋服、下着、歯ブラシ、コップ、髭剃りなどを
準備して持っていかなければなりません。


ケアマネージャーさんに連絡した次の日(火曜日)に
妹と一緒に伯父の家に行き荷造りです。

伯母の家には何度か遊びに行ったことはありますが
伯父の着替えや下着などがどこにあるのかは
全く知らないので、病院にいる伯母に電話をして
どのタンスに何が入っているのか聞きながら
なんとか一式そろえました。
足りないものやどうしても見つからないものは
近くの大型スーパーに行って購入しました。

そして、すべてのものに名前を記入です。

この日は午後2時に伯父の成年後見人の利用も考えて
社会福祉協議会へも相談に行きました。
(こちらはまた別記事に詳しく書きますね)

すべて終えて私の自宅に妹と戻ったのは夕方でした。
二人でぐったり。
しばらく放心状態でした。

いよいよ明日が伯父の移動の日です。

「明日もよろしくね。」と
妹を見送りました。