認知症の伯父を見送り 1年8か月の介護

6月の半ばに介護していた伯父が旅立ちました。
先日、四十九日法要を無事に済ませました。

子どもの頃からお世話になり、
就職する時に保証人になってもらったり、
勤務先が近かったので一緒にランチしたり

結婚して子どもが産まれて遊びに行くと、
いつも伯母の美味しい料理でもてなしてくれた
とても穏やかな伯父でした。

おととしの11月に伯父を一人で介護していた伯母が入院となり、
子どもがいなかったので
一番近くに住んでいる私が主介護者となりました。

1年8か月、様々なサポートをしてきました。
妹にも手伝ってもらい二人で手探りで始まりました。

伯母が自宅で伯父を介護することが出来ない体調になってしまったので、
認知症の伯父の支援をしてくれる場所探しに
この1年8か月は奔走しました。

伯父にとって
どこでどのような支援を受けるのが本人の為になるのか?
を考え、
様々な施設の中から
伯父の状況に合わせて選んできました。

ショートステイ
サービス付き高齢者向け住宅
グループホーム
病院
老人保健施設
療養型病院・・・・
本当にたくさんの施設でお世話になりました。

本当にここでいのか?
ここで良かったのか?
ずっとこの事ばかりを考えていました。

それぞれの施設の良い所、悪い所を見極めながら
その時の伯父にとって一番良い施設を選んできましたが、

伯父の意思を確認するのが本当に難しく、本当に悩みました。

伯父の体調や好みなどは、
伯母にその都度確認しながら分かって行く事もあり、
この1年8か月は本当に必要な時間でした。

伯父の介護を通じて、
「本人の為の選択する。」
大切さと選択するために必要なことを様々学びました。

これは知的に障がいがある人にとっても重要な事です。

伯父が教えてくれたことを、
同じように悩む方々に伝えて行きたい!
まだまだ整備されていないことを改善していきたい!
と痛感しました。

私をまた少し成長させてくれた伯父に感謝です。