親のお墓、どうする? 元気なうちに確認しておきたいお墓とお寺のこと

親のお墓とお寺について家族で考える夫婦の後ろ姿と墓石

こんにちは。

先日、同世代の友人と話をしていたとき、お墓の話題になりました。

これまで義父の終活についてお話ししてきましたが、次はお墓について取り上げようと思っていたところでした。

やはり、同世代にとってお墓は関心の高いテーマなのですね。

友人との会話では、こんな話が出ました。

「親のお墓の墓じまいを考えているんだよね」

「子どもたちにお墓の管理をどうお願いするか悩んでいる」

また、普段のご相談でも、

「夫の親のお墓が遠いので、今後どうしたらよいかと思っていて……」

「夫と同じお墓には入りたくないんだよね」

など、お墓に関するさまざまなお話を伺います。

今回は、そんなお墓について、私自身の経験も交えながらお話ししたいと思います。

そもそも、お墓とは何でしょうか?

ネットで調べてみると、お墓とは、「亡くなった方の遺体や遺骨を収蔵し、供養や礼拝をするための場所」と説明されています。

あなたの家には、決まったお墓がありますか?

日本では、亡くなった後に火葬をして、その遺骨をお墓に納めるという形が一般的ですよね。

私の実家にも、母の実家の近くに、代々お世話になっているお寺のお墓がありました。

お彼岸にはお墓参りに行くのが当たり前。
法事があれば出席するのも当たり前。

そんな環境で育ってきました。

でも、実際にお墓を管理することや、お寺との関わりについては、ほとんど分かっていなかったのです。

伯父伯母の介護を通して知った、お墓の問題

お墓やお寺について詳しく知ることになったのは、伯父伯母の介護が始まってしばらくした頃でした。

あるとき、伯母にお墓のことをどう考えているのか聞いてみたのです。

すると、伯母からはこんな答えが返ってきました。

「そういえば、そういう話を伯父としたことがない」

「家にあるお仏壇は私の実家のもの。お墓とお寺は都内にあるけれど、自分たちがそのお墓に入れるかどうかも分からない」

そうなんです。

お墓には「○○家」と書かれていることが多いですよね。

代々、その家の人たちがお墓に入っているというイメージがあると思います。

伯母の旧姓であるA家のお墓は都内にありましたが、現在の姓であるB家の伯父と伯母が、そこに入れるかどうかは分かりませんでした。

一方、伯父は私の母の兄です。

B家のお墓は、私の実家がある甲府のお寺にありました。

そこで、母を通じて甲府のお寺に、伯父伯母にもしものことがあった場合、そのお墓に入ることができるか確認してもらいました。

すると、返事は「大丈夫だって!」。

B家として代々お世話になっていたこともあり、特別に認めていただけたようでした。

さらに、母が確保していたお墓の場所についても、母の姓はC家になるのですが、B家との連名のお墓でも大丈夫と言っていただけたのです。

これは、どのお寺でも認められることではなく、特別なケースだと思います。

伯母は、ずっと気がかりだったお墓の場所が決まり、ホッとしていました。

その後、伯母はA家のお墓の墓じまいを行いました。

こちらについては、また別の機会に詳しくお話ししますね。

お墓のことは、お葬式にも関係してくる

その後、伯父が入院し、ほとんど寝たきりの状態になりました。

もしものことがあってはと、伯母と相談して葬儀社に問い合わせに行ったことがあります。

そのときに聞かれたのが、

「お墓は決まっていますか?」

「そのお寺の住職さんに、お葬式でお経をあげてもらいますか?」

ということでした。

お葬式を行うにあたって、どこのお墓に入るのか、どこのお寺とお付き合いがあるのかということは、深く関わってくるのですね。

お墓のことを事前に考えておいて、本当に良かったと思いました。

私たち夫婦も、これから考えなくてはならないことがある

実は、私たち夫婦にも、お墓について決めておかなくてはならないことがあります。

夫の実家は都内にありますが、お義父さんの実家は新潟です。

新潟の本家は、お義父さんのお兄さんのお子さんが継いでいるため、お義父さんたちは新潟のお墓に入ることはできません。

そのことは早くから分かっていたので、お義父さんたちは都立霊園に申し込み、すでにお墓を確保しています。

ただし、その都立霊園のお墓は一代限りのため、私たち夫婦がそこに入ることはできません。

夫と私も、これからは自分たちの終活の一環として、お墓について計画的に話し合っていく予定です。

親が元気なうちに、お墓のことを確認しておきましょう

あなたの家のお墓はどうなっていますか?

お墓に関する話は、単にどこに納骨するかというだけではありません。

お墓を誰が管理するのか、今後もそのお墓を維持していくのか、墓じまいをするのか。

そして、お寺とのお付き合いや、お葬式、その後の法事などにもつながっていきます。

親に何かあったとき、慌てずに対応できるようにするためには、まず何が分かっていないのかを知ることも大切です。

例えば、こんなことを確認してみてはいかがでしょうか。

  • 家のお墓はどこにあるのか?
  • 誰がそのお墓を管理しているのか?
  • 自分たちや子どもたちも、そのお墓に入れるのか?
  • お寺とのお付き合いはどうなっているのか?
  • 今後、お墓をどうしていきたいと考えているのか?

いきなりすべてを決める必要はありません。

まずは、親がどんな考えを持っているのかを聞いてみることから始めてみましょう。

お墓の話は、家族のこれからを考える大切なきっかけにもなります。

家族の終活、何から始めたらよいか分からない方へ

お墓のことに限らず、終活には確認しておきたいことがたくさんあります。

相続や財産のこと、葬儀のこと、これからの暮らしのこと。

一つひとつは小さなことでも、家族で話し合っておくことで、いざというときの安心につながります。

「何から始めたらよいのか分からない」
「親にどんなことを聞いておけばよいのか分からない」
「自分たちのこれからについても考えておきたい」

そんな方は、一度お話ししてみませんか?

初回の個別相談は無料でお受けしています。

ご家族の状況や気になっていることを伺いながら、これから考えておきたいことを一緒に整理していきます。

親の終活も、自分自身の終活も、気になったときが始めどきです。

家族の未来を安心につなげるために、できることから始めてみましょう。

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