キャッシュレス時代に考える|なぜ家計管理が必要なのか?

カレー屋さんでの出来事から
先日、自宅近くにオープンしたカレー屋さんにランチを食べに行ったときのことです。
高校生の女の子たちが会計をしようとした際、こんなやり取りがありました。
女生徒「ペイペイで払えますよね?」
店主「まだオープンしたばかりで、今申請中なんですよ。現金のみでのお支払いになります。」
女生徒「え!スマホしか持ってないです。現金ありません。」
店主「後で持ってきてくれれば良いですよ。明日でも大丈夫です。」
店内はちょっとしたざわめきに包まれました。
最近はキャッシュレスが当たり前になりつつありますが、すべてのお店が対応しているわけではないのだと改めて感じた出来事でした。
キャッシュレス化と現金のバランス
私自身、普段から現金を一定額持ち歩くようにしています。
実家でジュエリー販売をしていたときも、カード払いに対応していましたが、クレジットや各種ペイ払いはお店側が決済会社へ手数料を支払う必要があります。
そうした背景を知っているので、私は「3,000円以上の支払いはカード、それ以下は現金」というルールを自分で設けています。
家計管理って必要?
このエピソードを通して思い出したのが、お客様からよくいただく質問です。
「家計管理って、本当にする必要があるんですか?」
現金払いが主流だった頃は、家計簿をつけるのが当たり前でした。
けれど、家計簿を続けるのは根気がいりますし、キャッシュレスが進んだ今は方法も変わってきています。
家計は“家庭の経営”
家計を整えるというのは、言い換えれば「家庭を経営すること」。
- 複数ある収入をどう家族のために使うか
- 住まいや教育、老後資金の準備
- 日々の生活費や楽しみのための支出
これらを整理・管理するのが家計管理です。
家計簿はそのうちの「日々のお金の流れを把握するためのツールのひとつ」にすぎません。
大事なのは「現状把握」
キャッシュレス時代の今は、現金の流れだけでなく、カードの明細やペイ払いの利用履歴まで確認することが大切です。
そして何よりも重要なのは、毎月の収入と支出を知ること=現状把握。
多くの方がこの「現状把握」を避けてしまいますが、ここを見なければ不安を減らすことも、楽しくお金を使うこともできません。
家計管理の目的は、節約だけではなく「お金を安心して・楽しく使うため」にあります。
まとめ|あなたはお金とどう向き合いますか?
「なぜ家計管理が必要なのか」を理解できたとき、お金に対する考え方が変わり、改善点も見えてきます。
あなたはこれまで、どんなふうにお金と向き合ってきましたか?
不安をゼロにするのは難しくても、工夫次第でお金はもっと“味方”にできます。
ぜひ楽しみながら、必要なお金を準備していきましょう。
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