年齢別でわかる「親なきあと」準備のロードマップ 〜“その時”に慌てないために。今から始める家族の未来設計〜

「親なきあとって、いつから考えればいいんだろう?」
「うちはまだ小さいから、まだ早いのでは…?」
そう思っているご家族にこそ、知っておいてほしいことがあります。
本記事では、「親なきあと」とは何か、そしてその準備を“年齢別に”進める必要性について、まず全体像をご紹介します。
「親なきあと」とは何か?
「親なきあと」「親亡きあと」「親なき後」——いずれもよく使われる表現です。
意味するところは共通していて、
親が亡くなったあと、もしくは支援ができなくなったときに、
障がいのある子どもが安心して暮らしていけるのか?
という問いです。
我が家にもダウン症の長男がいます。
日常生活では、「はい」「いいえ」のやりとりが精一杯で、2語文はまだ話せません(それすら本当に理解できているか不安なこともあります)。
着替えや入浴、トイレなども手助けが必要ですし、金銭管理や家事は完全に親の支援が不可欠です。
今は一緒に暮らしているからこそ、何とか成り立っていますが——
では、私たち親がいなくなったら?
誰が息子の「暮らし」と「選択」を支えてくれるのでしょうか?
「親なきあと」の備え、30歳からでいいの?
「うちはまだ子どもが小さいし、子どもが30歳くらいから考えればいいかな…」
こう思われる方は多いかもしれません。ですが私は、長男が幼児のころから、その必要性をひしひしと感じていました。
なぜなら、親なきあとに必要な準備は一朝一夕にはできないからです。
制度の理解、人との関係づくり、日常生活の自立、将来の暮らしの場やお金のこと……
すべてにおいて、時間と積み重ねが必要だからです。
一般的に必要とされる「親なきあとの4つの準備」
ここで、親なきあとに向けた代表的な4つの準備をご紹介します。
1. 生活の場の確保
- グループホームの利用や、地域の住まいの選択肢を検討
- 親がいなくなったあと「どこで、誰と暮らすのか?」を具体的にイメージすることが第一歩です。
2. 経済的な準備
- 障害年金・特別障害者手当などの受給手続き
- 家族が補填している生活費があれば、その代替手段を検討
- 成年後見制度など金銭管理の仕組みを早めに学んでおくことも重要です。
3. 支援者の確保
- きょうだいや親族、地域の福祉専門職との連携づくり
- 移動支援やショートステイなど、生活支援サービスの利用にも慣れておくことが後々の助けになります。
4. 書類の整理と引き継ぎ
- 親の想いや願い、支援の履歴、関係機関の情報などを「見える化」すること
- エンディングノートや引き継ぎノートを作り、誰でも情報を把握できる状態にしておくことが安心につながります。
- 遺言や財産管理の準備も重要な項目です。
家族で「話せていますか?」
これだけの準備、すぐに全部整えるのは難しいですよね。
でも大切なのは「話すこと・知ること・少しずつ動くこと」。
あなたのご家庭では、どれくらい話せていますか?
支援者の候補は?
制度のこと、きょうだいとの役割分担は?
考えることがたくさんあるからこそ、焦らず順を追って取り組めるように、私はこのシリーズで「年齢別の親なきあと準備」をまとめていくことにしました。
このシリーズでお届けしていくこと
本シリーズ「年齢別でわかる『親なきあと』準備のロードマップ」では、お子さんの年齢に合わせて、準備しておくと安心なことを段階的にお伝えしていきます。
- 幼児期(未就学児)
- 学齢期(小中高生)
- 成人期(20~30代)
- 親の高齢期(40〜50代)
それぞれのステージで、
「わが家の場合は何が必要か」
「いま、できることは何か」
を一緒に整理していけたら嬉しいです。
次回は「幼児期」に注目!
次回はシリーズ第1回目として、
「親なきあと準備のロードマップ:幼児期編」
をお届けします。
お子さんが未就学のうちに取り組んでおきたい、
愛着・療育・手帳・自立支援について、実体験を交えてお伝えします。
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