【親が元気なうちに】実家の片付けは子どもと一緒に アルバム整理で終活・生前整理をサポート

高齢の両親からのSOSで実家へ
先日、実家に帰省して家の片付けを手伝ってきました。
両親は元気ではありますが、父は88歳、母は84歳。
以前から母に、

いらないものを捨てたり、整理したりしなくちゃいけないのは分かっているけど、私たちでは全然進まないのよ
と、こぼされていました。
ちょうど祖父(母の父)の祥月命日も近かったため、お墓参りも兼ねて帰省することにしました。
一番整理したかったのは「アルバム」
実家に着いてから、母に
「いちばん整理したいところはどこ?」
と聞くと、即答で

納戸にあるアルバムを整理したい
とのことでした。
私は四人きょうだいなので、家族の記録としてのアルバムが30冊以上あります。
納戸にある本棚の本をかなり処分したので、その場所にアルバムを整理して入れたい、という希望でした。
今回行ったアルバム整理の流れ
そこで、次の手順で進めることにしました。
①本棚の中を整理してアルバムのスペースを確保
②棚のほこりを取り、拭き掃除をする
③アルバムの背表紙に年代が分かるようにする
④アルバムを年代順に並べる
本の仕分けと配置替え
まずは①の本棚の整理から。
本の大きさや高さを確認しながら、
- A:もう見ない本
- B:時々見る本
- C:頻繁に見る本
という3つに分けていきました。
本当であれば「A」は処分してほしいところですが、両親にも捨てられない理由があるようで、今回は無理に捨てることはしませんでした。
取り出しやすい位置に「C」がくるよう配置し、今回のアルバムは「A寄りのB」くらいの位置(少し奥だけれど取り出しやすい高さ)に収納できるよう、本を移動しました。

ほこり掃除と拭き掃除
②やはり、長年使っていない棚はほこりが溜まっていました。
マスクをして、濡れ雑巾で拭き掃除をしてからアルバムを入れていきます。
アルバムに年代ラベルをつける
③ アルバムは、母がすでにナンバリングをしてくれていて、中には表紙の裏に「年代」や「誰の・どんな場面の写真か」を書いてくれているものもありました。(アルバムに写真を貼った時にきちんとやっていたようです)
これは本当に助かりましたし、整理時間の短縮にもなりました。
私自身も「これは見習いたい」と思いました。
そこで、アルバムの背表紙に年代を書いたシールを貼り、西暦と和暦の両方を記入しました。
最終的に、アルバムは全部で35冊ありました。
年代順に並べて、使いやすく収納
④ 最後に、アルバムを年代順に並べて、取り出しやすい状態に整えました。
この作業だけでおよそ3時間ほどかかりましたが、途中でアルバムの中を眺めたり、懐かしい写真を取り出したりしながら、楽しい時間でもありました。
母の記憶とすり合わせながら昔の話をする時間は、思いがけずとても貴重なひとときでした。

高齢の親だけで終活を進めるのは大変
その後、元々アルバムが置いてあった場所の掃除や物の入れ替えも行い、昼食後から納戸の整理を始めて、休憩をはさみながら約5時間ほど。
正直に言って思ったことは、

これを高齢の親が一人、あるいは夫婦二人だけでやるのは、本当に大変だ
ということでした。
終活のひとつとして「断捨離」や「整理」はとても大切な作業です。
しかし、「やらなきゃ」と思っていても、体力的にも気力的にも、親世代だけで進めるのは難しい場面が多くなってきます。
親の終活には、子どものサポートが欠かせない
今回の実家の片付けを通して感じたのは、
終活は、親だけの仕事ではなく「親子の共同作業」になっていくということです。
無理に捨てさせるのではなく、
親の気持ちや意向を確認しながら、
- どこから片付けたいか
- 何を残したいのか
- 何があると安心なのか
を一緒に確認し、できる範囲でサポートしていくことが大切だと感じました。
もしかしたら、あなたのご両親も
「自分たちだけでは、もうできない…」
と心の中で感じているかもしれません。

親とのライフプラン表づくりもおすすめです
片付けだけでなく、
「これからの暮らし」や「将来の希望」を見える化することも、終活・生前整理には欠かせない大切なステップです。
私がおすすめしている「書き込めるライフプラン表」は、ご自身の人生設計に使うだけでなく、
- 親の今後の暮らし方
- 介護が必要になったときどうしたいか
- 住まい・お金・仕事・趣味など、これから大切にしたいこと
といった内容を、親子で一緒に整理するツールとしても活用できます。
「自分のライフプラン表」だけでなく、「自分の親とのライフプラン表」を作ってみるのも、とてもおすすめです。
実家の片付けやアルバム整理は、単に物を減らす作業ではなく、
・これからの暮らしをどうしていきたいか
・どんな終わり方・どんな引き継ぎ方をしたいか
を親子で話すきっかけにもなります。
親が元気なうちに、
少しずつ「片付け」と「ライフプランの対話」をセットで進めてみてください。
きっと、親にとっても、子どもである私たちにとっても、将来の安心につながる時間になるはずです。
「これからのことを少し話してみようかな」
そんなきっかけにしていただけたら嬉しいです。


