2021年9月17日 「家族で話し合うための終活講座 実践編 成年後見人」の開催報告

今回の内容は成年後見人についてです

連続講座で開催中の
「家族で話し合うための終活講座」

実践編の成年後見人に2名の方にご参加いただきました。

今回の講座では
・成年後見制度の基本
・成年後見人は何をしてくれる人なのか
・どのように成年後見人は選任されるのか
・成年後見制度の利用のメリットとデメリットは
・信託とはなにか

などについてお話しさせていただきました。
かなりの情報量でみっちりお勉強!という感じでした。

質問では
・家族は成年後見人をつけたいと思っても、本人が嫌だと言ったらどうするのか
・後見人の申請に必要な医師の診断書を書いてもらうには
・認知症になってしまったり、亡くなったときにWEB上のパスワードが分からなくなったら
・申立てのできる親族、姻族は何親等までか
・後見人をつけている人はどのくらいいるのか
などなど
たくさん出ました

感想では
・難しかった!
・後見人にもできないことがたくさんあるんだと知った
・弁護士さんなどの専門職の方々が身上監護をどこまでやってくれるのか不安
・実は市民後見人の養成講座を受けようと思ったことがあったけど
後見人の仕事内容を理解したら大変なことだと思った

と、講座を通じて自分の家族の場合に置き換えたり
自分が支援者になるとしたら・・・まで検討してくださったり
とても嬉しいです。

連続講座にしている理由

今回の「家族で話し合うための終活講座」は基礎編と実践編を合わせると
6回の講座です。

終活講座は1回や2,3時間の講座ではお伝えしきれない項目が多く
それぞれの項目で関連している部分もあります。


ですので、1か月に1回の講座を受けていく中で、
少しずつ理解し必要なことは調べたり家族で話し合ったりして
対策を考えていってほしい
と思っています。

講座ごとについてくるチェックシートを振り返りながら
次回の講座にも生かせる内容にしています。

もちろん1回だけでも分かるように説明しています。
興味のある講座だけでもOKです。

残りの講座は「気になる家族がいる場合」と「遺言・エンディングノート」です

6回の連続講座のうち、4講座が終了しました。

今後は下記の予定です。

2021年10月7日(木) 実践編 「介護や障がいなど気になる家族がいる場合」
2021年11月12日(金)実践編 「エンディングノート・遺言」

詳細は「家族で話し合うための終活講座」のページよりご確認ください。

お申込みはこちらです。