年末調整の書類は家計の見直しのヒントになる

年末調整の書類はどうしていますか?

あっという間に12月も半ばを過ぎて2022年も終わりですね。
11月の終わりから12月の初めにかけて
夫の年末調整の書類の提出がありましたね。

この書類は家計に関するとても重要なことが
詰まっています。
あなたはこの書類を見たり書いたりしたことがありますか?

独身の時に会社に勤務していれば
毎年提出していたはずです。
覚えていますか?

結婚してから夫に頼まれて
生命保険の控除証明書の管理や
実際に記入するときに手伝ってくれと
言われたことはありますか?

だいたい3枚書類を受け取って記入して
また、会社に提出していると思います。

この書類で、実は様々なことが確認できます。

・夫の年収額
・加入している保険
・iDecoやNISAの状況
・家族の状況(年齢や状態)
・妻の年収額

会社員の年末調整は個人事業主の確定申告と同じ

年末調整とは会社員の場合は勤務している会社で
一年の所得金額を確定させて所得税の計算を行う処理です。

実は個人事業主が行う確定申告と同じことをしています。

年末調整の処理が終わって1年間の所得と所得税が確定すると
会社から「源泉徴収票」を12月か翌年の1月のお給料日にもらえます。

この「源泉徴収票」から
年間の手取り金額や払っている社会保険料
扶養している家族の状況や人数などを
知ることができます。

ライフプランを考える時に大切な数字がいっぱい!なのです。

妻の扶養控除の金額を出すために
妻の年収を確認することで
妻の働き方を考えるヒントにもなります。

あなたの家では年末調整の書類について話していますか?

この年末調整の書類を記入するタイミングで
実は家族全体のお金について考えることができます。

あなたはこのタイミングで
夫と(または妻と)話しをしていますか?

生命保険などの控除証明書をきっかけに
保険の見直しについて


家族構成を記入することで、
家族の年齢を意識してこれから必要になるお金について


妻の働き方を子どもの年齢に合わせて
どう変化させていくかについて

などなど

この書類をもとに話せることがたくさんあります。

ぜひこのタイミングを有効に使って
家族のお金についてはなしをしてみてくださいね。