なにごとも基本をきちんと知って(勉強して)から家族としてどうするか考える

昨日は2月から保佐人として活動しているので
監督人である国分寺市の社会福祉協議会への3か月に一度の報告をしました。

保佐人として活動を始めて約半年になりますが
この半年は本当にたくさんの学びと
支援を行っていく中での疑問や
改善をお願いしたい点の気づきが
ありました。

まだまだ日々勉強です。

相続の基本を知って家族としてどうするか検討する

最近目にすることでちょっと気になっていることがあります。
それは
「認知症になったらお金が引き出せなくなるから、
家族信託を検討しましょう。」とか
「成年後見制度は使いにくいから、家族信託を・・・」みたいな表現です。

親が認知症になったり
障がいのある人がいる家族にとって
これは実に気になってしまう表現です。

私はこういった話の相談を受けると必ずこのように回答します。

「お金に関することを家族で決めるということは
相続の基本をしっかり家族全員で理解して
今後起きうるであろう相続の際に家族で揉めないように
時間をかけて話し合って決めることが大切です。」

家族の資産や家族構成はみなそれぞれ違います
Aさんの家族にとってその選択が良くても
あなたの家族にそれが合うかは、分かりません。」

「ぜひ焦らずじっくりと家族で検討してください。」

家族全体のお金については長い時間をかける必要がある

親の財産について知る機会は実は自分が意識しないと
いつまでも分からないままのことが多いです。

いざ両親のどちらかが認知症になってから
様々なお金の問題が出てくると
家族にとって良い選択ができなくなる場合があります。

私の両親は父が自分の財産状況について一切話してくれず
父が70歳を過ぎてから10年かけて
少しずつ聞き出したり、確認したりして
問題があれば対処してきました。

ぜひあなたも親の財産状況については
自分のきょうだいと話し合って
計画的に確認作業を進めてくださいね。

確認を行っていく中で問題が発覚したり
何か対応をしなければならない時は
しっかりと対応の基本を知ってから動いてください。

どうしても分からない時は
信頼できる専門家に相談しましょう。

信頼できる専門家を探す方法

とは言ってもなかなか弁護士さんや司法書士さん、税理士さんと
知り合いになっている人は少ないですよね。

信頼できる専門家を探すのにはコツがいります。

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