2021年10月7日 「家族で話し合うための終活講座 実践編 介護や障がいなど気になる家族がいる場合」の開催報告

連続講座で開催中の
「家族で話し合うための終活講座」

実践編の介護や気になる家族がいる場合に2名の方にご参加いただきました。
(今回は写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。)

気になる家族がいる場合に確認が必要なこと

介護や障がいなどで支援が必要な人が家族にいる場合に
確認しておくべきことや
支援を円滑に行うために相談できるところなどを
中心にお話ししました。

現状を把握して
今後は何が必要なのか?
誰が何を担当するのか?
お金は足りるのか?
を家族で検討することが大切です。

特に介護では「主介護者」と呼ばれる人だけに
支援しなければならないことが集中しないためにも
「チーム」を組んで支える仕組み作りについて
お伝えしました。

意思決定支援の大切さ

「意思決定支援」
ちょっと聞きなれない言葉ですが福祉の現場では
とても大切な支援です。

何か本人のために選択をしなくてはならない時に
本人の意思や思いを汲むために
認知症や知的障がいがあっても
その人に分かりやすく説明して
本人の意思を確認してから決定する。
ということです。

意思決定支援をしっかりと行うための
準備などについてもお伝えしました。

自分がもし認知症になったときに
これまで自分が大切にしてきた想いや
慣れ親しんだ方法などを支援者により分かってもらうために
何を残しておくのか・・・

ぜひ、自分事として考えていただければと思います。

チェックシートを用いて家族で共有

「家族で話し合うための終活講座」には
それぞれの内容についてチェックシートがついてきます。

このチェックシートを基に家族で話ができるようになっています。

ぜひ活用して、様々な情報を家族で共有して
今後の準備に活かしていただければと思います。

次回が6回講座の最終日 「エンディングノート・遺言」

6月30日の基礎編から始まった
「家族で話し合うための終活講座」は次回で最終回となります。
テーマは「エンディングノート・遺言」です。

エンディングノートの書き方や利用方法
遺言の手続きを始める準備などについて
お伝えします。
ぜひ受講をご検討ください。

講座内容や料金等の詳細は
「家族で話し合うための終活講座」の募集ページをご覧ください。

お申込みは
「家族で話し合うための終活講座」お申込みフォームよりどうぞ。