親に終活を始めて欲しいとは言いにくい

自分の親が高齢になってきて
お金のことやお墓のことなどについて
聞きたいけどどのように切り出せば良いのか
お悩みの40代、50代の方は多いのではないでしょうか?

実は私もその一人でした。

私の父は会社経営者でもありましたから
会社の閉業手続きなども含めて早めに始めて欲しいと
父が70歳になった頃から思っていました。

子ども達は父の会社を継ぐつもりはなかったので
父が色々と手続きできるうちに取り掛かってもらいたかったのです。

12年ほど前に帰省した際に父に切り出しました。

「会社のことやこれからの生活のことなど
お金の話を家族でしたいんだけど・・・」

その時点で両親は基本的には年金での生活でした。

今後、両親に何かあった時にどのくらいの蓄えがあるかどうかなど
長女である私も知らないことがあり、聞いておきたいと思ったのです。

父はびっくりした顔で

「なんだ!!俺が死ぬってことか?!!」

と。

私は
「別に今すぐ死ぬなんて思っていないけど
そろそろ準備してもらいたいことがあるからさ・・・」
と言いましたが

もう、聞いていません。

ぷんぷんです。

こうなってしまうともう何も話せませんね。

私はこの日はこれ以上話すことを諦めました。

それから8年後(4年前ですね)
やっと父がその気になって終活が少しずつ
進み始めました。

そしてそれからさらに2年後の
昨年、父の会社の閉業が終わってホッとしました。

今は、お葬式のことや、お墓のことを
少しずつ母も交えて話をしています。

終活をして欲しい両親にどのように何を伝えていくか

そんなことも6月30日に開催する
「家族で話し合うための終活講座 基礎編」
でお伝えします。

ぜひ!ご検討くださいね。