新型コロナウイルス生活で得たもの 長男編

新型コロナウイルスは依然猛威で、私たちはこのウイルスと
どのように生きていくか考えていかなくてはなりませんね。

今年の初めにこのウイルスが日本に上陸したと分かったころとは、
全く違った生活になっていますね。


ウイルスが終息して
いつもの生活が戻ってくると信じていましたが、
もうそうはいかないようです。


家族で様々な情報を共有して、
ウイルスに感染しないための対策をしています。

さて、そんな生活の中で長男が得たものが2つあります。

1つ目は「手洗いが上手にできるようになったこと」です。
長男はこれまで手洗いはいい加減で
家族が見ていないとちょっと手を濡らして
「洗いました~」
みたいな顔をしていました。


ですが、新型コロナウイルスの蔓延で
自宅でも通所している事業所でも何度も手洗いを行うことで
本当に上手になりました。

石鹸の泡をきちんとつけて
手指をこすらせてしっかり洗い、水で流します。

自宅だけでなく、事業所で仲間と一緒に毎日行っていることが
習慣につながっている
と感じます。

2つ目は「マスクをつけること」です。
これまで、風邪などをひいても咳がひどく出るということもなく、
マスクは特別支援学校に通っているときに、
調理実習や給食の配膳の際につけるくらいでした。


この時も、積極的に自分からつけることはなく、
先生に促されてしぶしぶ・・という感じだったと思います。

今では通所の際の送迎車に乗るところからつけなければなりません。
事業所での作業時も休み時間とお昼ご飯の時以外は、
つけなければいけないルールになっています。


最初のころは「マスクをつけて」といっても
「やだ!」
と抵抗していましたが、
今では送迎車に乗るときは言わなくでも自分からつけています。


家を出るときも雨が降っていて傘をささなければならないときは、
しっかり自宅からマスクをしています。

様々なことが、少しずつ出来ていく長男です。


周りの状況をみて、
親や事業所の支援者の皆さんの説明を聞いて
彼なりに理解しているのだと感じます。