成年後見人はつける必要があるのか? その2 【そもそも成年後見人とは?】

成年後見人とは

「認知症や知的障害等の精神上の疾患により
判断能力が著しく低下した方の
財産を保護するために、
家庭裁判所から選任されて、
ご本人の財産保護や身上監護を行う者のこと」です。

知的障がいのある人に成年後見人を付けるかどうかの判断のひとつに

知的障がいのある成人の方が、
相続などの法律にかかわる内容や預金の解約などで、

その行為や内容を本人が理解されているかどうか?
自分で判断しているか?
それに関する質問に答えたり選択できるかどうか?


という事があります。

「成人である」というのが重要です。

未成年であれば、重要な手続きを行う際に親権者が行う事が出来ますが、
成人になると本人でなければできません。

金融機関は
「本人が理解しているか」
を重視します。

もし、本人の判断かどうか確認が出来ない場合、
「手続きには成年後見人を選任してから行って下さい。」
と言われる場合があります。

我が家の場合はどうなるのか?
もし、今法律に関する事項が起きたらどうなるのか?
一度、家族で話し合ってみて下さいね。